断熱を考える。

【2016.10.25】

弊社が使用している断熱材は「しあわせの家」がセルロースファイバー(デコスドライ工法)、「新木の家」がアイシネン、「SENSE-e」が高性能グラスウールを標準仕様としております。

 

今日は、現場日記「まんまるキャンバス」の家と、「風・そら・ハコ」の家で採用している「アイシネン」について少し断熱のお話をしてみたいと思います。

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断熱を考えるうえで最も重要なことは隙間がないように建物を包み込むことです。

きちんと気密を確保してやることで、外気の影響を最小限に抑えられるので冷暖房において小さなエネルギーで快適な空間をつくることが可能です。なにより光熱費の節約にもつながりますし、各部屋の温度差を最小限にできるのでヒートショックなどの健康リスクも大幅に減少します。

また冬場の結露も防ぐことができるので、一年中爽やかで健康的な環境をつくることができます。

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隙間がないように建物を包み込むには「劣化・沈下」しないことも大切な要素となります。

 

断熱材に亀裂や沈下により壁体内に隙間が出来たらどうなるでしょう?

 

まず、一番大事な気密性がとれませんので、快適な環境はつくれなくなりますし、断熱材そもそもの役割を果たせなくなります。さらに、できた隙間が結露を起こし、カビやダニ発生の温床になることや、壁体内が朽ちていくため建物の寿命を縮めることになります。

 

 

発泡ウレタン系の断熱材は軟質と硬質に分類されます。アイシネンは軟質ウレタンです。いずれも同じように現場で吹き付けて発泡させ充填するという方法で施工します。
アイシネンも施工後は硬めのスポンジのようになりますが、柔軟性があり木のねじれなどにも余裕で追随します。また、すごく軽く吸着力も強いので地震等の振動で建物が揺れても剥離したり、沈下したりしないのです。

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実は、熱を通しにくいという「断熱」の重要性はその次なのです。

その他にも、吸音性や耐火性なども大切なポイントになります。

上記のような断熱材に求められる性能を高次元で発揮できるのがアイシネンです。

 

断熱性能だけで考えると熱伝導率の低い(熱を伝えにくい)断熱材使えばいいという事になりますが、隙間なく施工することを一番に考えると、アイシネンなどの発泡ウレタン系の断熱材は非常に扱いやすく確実に隙間なく施工できる断熱材といえます。

 

 

・湿気への強さ
アイシネンは他の発泡ウレタンとは、分子の形が全然違うため湿気をよく通します。
湿気は通さない方がいいのでは?と思われる方もいると思いますが、湿気がとどまったら結露します。

アイシネンの中に入った湿気は、湿気を吸収することなく確実に逃がすことができます。

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省エネのことだけ考えて断熱材を選ぶのではなく、快適さや心地よさのこと、ずっと健康で住み続けられること、家を長持ちさせることなど、断熱材は家づくりにおいて重要なファクターのひとつだと考えます。

 

アイシネンオフィシャルサイト http://www.icynene.co.jp/